FXのサポートライン・レジスタンスラインとは?意味や引き方、分析の仕方を解説

「チャート分析に線をよく見かけるけどどうやって使っているのかわからない」と思ったことありませんか?

「一体どういう基準で線を引いているんだ?」「何の意味があるんだ?」と私も思っていました。

この記事では、FX初心者へ向けてテクニカル分析のサポートライン・レジスタンスラインについて意味や引き方、分析方法をご紹介します。

FX歴2年の梨乃(りの)が図を交えて、わかりやすく説明しますね。

目次

サポートラインとは

サポートラインは価格を跳ね返し上昇させる

下がってきた価格を跳ね返し、上昇させるラインです。

理由として「人はパターンを好むため、前回そうであったなら今回もそうなる」と思いがちだからです。

次のチャートをご覧ください。

価格が下がってきて再び上がる場所が、サポートライン近辺に集まっているのがわかります。

このようなラインをサポートライン(別名 下値支持線)と呼びます。

サポートラインは皆が意識していることで機能している

本当にサポートラインを信じてよいのでしょうか?

サポートラインが機能する理由は「皆が意識しているため」と言われています

残念なことに科学的に、テクニカル分析の有効性を示すエビデンスはないです

しかし、皆が意識することである程度、その通りに動く傾向があると言われています

また、テクニカル分析はあくまで「過去の値段の変化から分析する」手法にすぎません

たとえば、価格が上昇してきた段階で売りポジションを持ったAさん。

チャートが下がってきたので、買い時を考えています。

Aさんはサポートラインを知っていたので、サポートライン付近になると

「前回の底値よりは下がらないだろう」

と判断し、売りポジションを決済しました。

当然、決済は買い注文です。

同じような行動をしていた、Bさん、Cさん、なども同じように考え

皆がサポートライン付近で買い注文をだしたため、

実際に価格はサポートラインで反発し、上がっていきました。

このような具合で、投資家の心理が影響し作用しているものと考えられています。

レジスタンスラインとは

レジスタンスラインは上がってきた価格を下降させる

上がってきた価格を跳ね返し、下降させます

サポートラインと同じく、人間心理として、パターンに当てはめて考えるためです。

実際にこのラインを見て「そこで売ろう!」という人がたくさんいるためです。

次のチャートをご覧ください。

それまで上昇を続けていたチャートが、一度下がり出すと、以降はその価格に反発されるようになり超えられません。

このようなラインをレジスタンスライン(別名 上値抵抗線)と呼びます。

レジスタンスラインも皆の意識で起こるが何度起こるかわからない

サポートラインと同じく、皆が意識しているために起こると考えられます。

過去の値段の変化がそうであったので、次回もそうなるであろうという予測になります。

あくまでも予測であるため、何度も続くのかと言えば、そうでもない所が難しい所です。

レジスタンスラインでは皆が同じように考えるから、ラインが機能しているとお伝えしました。

しかし、機能しない場合の例も挙げておきます。

レジスタンスライン付近に価格が近づいて、売りポジションを検討したAさん。

反発して値段が下がると思い、ショートでエントリーしました。

しかし、その3分前、政府が重大発表をしたため、Aさん以外は「これは買いだ!」と考え、皆買いポジションを増やしました。

Aさんは、このことを知らなかったので、一人売りを選択。

現実は、ラインに関係なく価格は上がっていきました。

このように、テクニカル分析は絶対ではないことも覚えておきましょう

ラインの引き方

レジスタンス・サポートラインは反発ポイントをつなげて線を引く

過去に値段が上昇しているポイント、下降しているポイントをつなげて線を引いていきましょう

残念ながら決まった引き方はないです。

人によって細かい点(たとえば、ひげの内側に引くのか、外側に引くのかなど)は好みです。

この記事では、細かい所はさほど重要ではないと考えております

次のチャートをご覧ください。

価格が反発しているところを見つけられます。

しかし、一つ疑問が残ります。

一番左に見られる反発は、ラインを引くべきではないのでしょうか?

ラインは過去の情報と比べます。

そのため、その時点では判定が難しく、チャートの履歴を見て「明らかにラインになっているな」と思う場所へ線を引くのが、わかりやすいと考えています。

次のチャートでレジスタンスラインを引いてみました。

左側2つの反発はわかりやすいのですぐに引けるでしょう。

しかし、一番右の反発はどう捉えたらよいのでしょうか?

これに関して、次に説明してまいります。

少し違うパターンの引き方もある

価格が跳ね返っていれば、必ずしも並行に引く必要はありません

あくまで、パターンになるという心理を利用しているためです。

実は、ラインは斜めに引いても構いません

またこのほかにも狭まっていくように引く考え方などもあります。

こうして考えていくと、なんでもありに思えてしまいますが、実際なんでもありです。

元々科学的に実証されているわけではないので、

「大勢の投資家はこのように考えるだろう。」

と思えるのであれば正解と捉えてよいでしょう。

「短期で捉えると幅が段々狭まっている。しかし、中期で捉えると並行に見える。

私は中期のラインでトレードしてみよう。」

なんて考え方もできるわけです。

ラインの使い方

実際のトレードでどのようにラインを生かすのか、説明します。

レンジ相場での逆張り

レンジ相場でそれまでのトレンド方向と逆になるタイミングを、ラインに当たる場所で狙う戦略です。

ラインには価格を跳ね返す性質があるとされています。

たとえば、次のチャートは上昇トレンドが終了した後、レンジ相場に移行したタイミングでの取引例です。

レジスタンスラインで反発すると予想し、反発した直後にショートでエントリー。

ある程度下がったところで、決済する手法です。

ブレイクアウトを狙う

ラインを大きく抜けるタイミングに、狙って売買を行う戦略です。

ラインは一度抜けたらトレンドになりがちという性質を使います。

次のチャートではそれまでラインの中で反発しあってレンジ相場を形成していました。

しかし、最後にラインを大きく一度抜けたとたんに下降トレンドに変化。

ラインを抜けた時にショートでエントリーしてもうける手法です。

押し目買い、戻り売り

押し目と戻り目のポイントを狙って売買を行う戦略です。

押し目と戻り目でもラインを引くことが可能だからです。

押し目とは上昇トレンドで反発して一時的に下に下がることを言います。

詳しくは「FXの押し目戻り目とは一体何?画像付きでわかり易く解説」で解説しています。

押し目が起きたタイミングでロングを買い、利益を狙う戦略です。

この際に押し目の中でレジスタンスライン・サポートラインを意識するのです。

次のチャートでは、上昇トレンド中での一時的な価格の下落(押し目)が終わったときにロングでエントリーしています。

そして上昇したときに決済してもうけるのです。

一度超えたサポートラインは、レジスタンスラインとして機能すると言われています。

そこで、押し目で戻ってきたチャートに対して、「レジスタンスラインより下には行かないだろう」と推測してこのタイミングで買うのです。

まとめ

いかがでしたか?

  • ラインとはテクニカル指標の一つ
  • サポートライン、レジスタンスラインがある
  • 線の引き方に正解はないが、大体で引いてOK
  • ラインは次の場合に使いやすい
    • レンジ相場
    • ブレイクアウト
    • 押し目戻り目のタイミング

はじめて聞く言葉や内容で戸惑うかも知れませんが、シンプルなテクニカル指標です。

まずは、実際に線を引いてみて練習してみましょう!

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