リスクオン・リスクオフとは?為替(FX)との関係と意味をわかりやすく解説!

FX有識者をTwitterでフォローして「リスクオンがどうのこうの」と言われたけれど、難しくて悩んだことないですか?

私もFXニュース記事でいつもでてくる単語なので、わからなくて困っていました。

この記事では、FX初心者へ向けて、「リスクオン・リスクオフとは何か」をお伝えします。

FX歴2年の梨乃(りの)がたとえ話を交えて、わかりやすく説明しますね。

目次

リスクオンとは

リスクオンとはどのような意味なのでしょうか?

その意味と、発生状況をお伝えします。

多くの人がリスクを取り稼ぎに行く相場状況

リスクオンとは、多くの投資家が危険を冒して積極的に投資している相場状況を意味します。

元々英語の「リスク」は「危険」の意味です。

そして、「オン」には「何かにくっついている」の意味があります。

リスクオンの場合、「危険に触れている」の意味から「危険を冒しに行く」の意味になりました。

そこからFXや投資の世界では「危険を冒しても積極的に投資を行うこと」の意味で使っていると想定されます。

たとえば、FXニュースで頻繁に「リスクオン」が登場します。

11/14のzai FXの記事タイトル「リスクオンの円安」への復帰を期待!米ドル/円は106~107円へトライできるか」は典型例です。

これは、記事執筆時点では円高ですが、リスクオンの状態になれば円を手放す傾向にあるため、

みんなが景気よくなったと判断し、危険を冒しに行って円安に戻ったらよいな」と告げているタイトルなのです。

このように「リスクオン」は使われます。

【ヒント】円は安全を求めるときに皆が買う通貨と言われています。

景気がよいと起こる

リスクオンは景気がよくなると起こります

景気がよいと、収入が増えますよね。

すると、お金を持っている人がたくさん増えた結果、投資で失敗しても大丈夫な人の数が増えます

そのため、リスクを積極的に取り、リターンを狙いに行く「リスクオン」状態になるのです。

他にも、たとえば「経済の見通しが明るい」とみんなが感じている場合に起こります。

2016年のトランプ大統領当選時、11月に100円台前半だったドル円の価格が翌年の1月に118円付近まで上昇しました。

たった1か月、2か月で18円も動くのは非常に激しい値動きです。

このように、リスクオンは投資に積極的になっている相場を表します。

【ヒント】ドル円の価格が上がることは、円を手放してドルが購入されたことを意味します。

つまり、安全とされる通貨「円」をみんなが手放しているためリスクオンだと考えられるのです。

リスクオフとは

リスクオンの反対のリスクオフはどのような意味でしょうか?

その意味と発生状況をお伝えします。

多くの人が安全策に出る相場状況

リスクオフとは危険を避け、安全策を積極的に行っている相場状況を意味します

先ほど英語の「リスク」には危険の意味があるとお伝えしました。「オフ」には「離れる」の意味があります

つまり、リスクオフは「危険から離れる」ことを意味する用語なのです。

たとえば、ロイター社の「コラム:「リスク・オフの通貨」はどこに 日本円に市場心理の変化

において、「リスクオフ」が登場します。

それまでリスクオフの際には日本円が安全通貨として買われていたが、その傾向が薄くなっている」旨の記事です。

このように、ニュースのみならず一般的なFXに関する記事でも「リスクオフ」は頻繁に登場する用語で、「安全策に出ている相場状況」を表します。

景気が悪いと起こる

リスクオフは経済が不安定になると起こります

今持っている通貨の価値、投資商品の価値が大きく落ちるという不安心理が働き、みんな安全な物に交換するためです。

たとえば、2016年のブレクジットの際に、投票が行われた翌日の6/24、イギリスの通貨ポンドは大幅に下落しました。

なぜなら、イギリスのEU離脱後を不安に感じたからです。

ブレクジットとは、イギリスがEU(欧州連合)から離脱するか否かの話題のことです。

ポンドを持っていた人は、安全であると考えられた円と交換しました。そのため、ポンド円のチャートは激しく円高になりました。

このように、リスクオフは経済が不安定になると起こります。他にも戦争や災害などが起きた場合にはリスクオフになるとされています。

リスクオン・オフの生かし方

リスクオンとリスクオフはFXトレードにどのように生かせる考え方なのでしょうか?

勝負すべき時か見極め

リスクオン・オフについて、知っていると勝負すべき時か否かの見極めができます

なぜなら、一方的に値動きが起こることが多いからです。

たとえば、先ほどあげた2016年ブレクジットの際は、「EUから離脱すればリスクオフ!」と予想した上で、

リスクオフの際に日本円が多く買われると知っていれば、

その流れに乗り売買でうまくもうけることが可能でしょう。

何も知らないと「いつ回復するかわからない」「明日には反転するかも」と大きな流れがわからず、不安になってしまいます。

このように、リスクオン・オフの知識があれば、勝負すべきか判断の材料にできます

もちろん、そのような状況は普通でないため、「逆に通常時に戻るまでトレードをしばらく控えておく」といった判断もありえますね。

コロコロ変わるので注意

あまり、リスクオン・オフの報道をうのみにするのも注意しましょう

なぜなら、リスクオン・オフはニュースで頻繁に見聞きする用語だからです。

それだけに、昨日はリスクオンと言っていたのに今日はリスクオフと報道されていることもありえます

あくまで大きな目線で判断し、言葉に振り回されないように注意すべきでしょう。

たとえば、こちらのトルコリラを運用しているブログ「トルコリラで自分年金づくり」では

コロコロ変わるリスクのオンオフに気疲れする一週間でした トルコリラ運用の週間まとめ
2019/08/18 09:47
先週も相場を動かす材料(追加関税延期、逆イールドショックなど)に事欠かない一週間となりました。
リスクのオンオフが日ごとにコロコロ変わるのは気疲れしますねぇ・・

出典元:https://tryjpy-nenkin.com/blog-entry-839.html

と感想がありました。

新興国の通貨を保持していると、先進国同士の通貨ペアよりコロコロ変わりやすいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

  • リスクオンとは危険を承知で大きなリターンを求めて積極的に投資を行っている状態
  • リスクオフとは安全策をとって投資を行っている状態
  • リスクオンオフは勝負に出るか否かの判断材料に使える
  • コロコロ変わるので振り回されないように注意

とお伝えしました。

特に、ニュースを読む際に役立つと思いますので、忘れないようにしたい言葉ですね。

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